2011-09-11

別れ



悲しい知らせがあった。

人の死というものはなんでこんなに辛いんだろう。

その人は、私のおじいちゃんと同じくらいの歳のおじさんで母方のおばあちゃんの知り合いの人。
もしかしたら親戚なのかもしれない。
いまいちその人と自分の関係がよくわからないけど、おばあちゃんの家に行くとご夫婦で顔を出してくれてた。

私が大学1年の時おばあちゃんが死んで、葬式の時棺桶の中に私の描いた絵を入れた。
その絵を見て花の絵を描いてほしいって言われて向日葵の絵を描いた。
すごく喜んでくれて、頼んで良かったって言ってくれた。

その後も会う度に、大学はどうだ?とか、絵は描いてるのか? って色々気にしてくれて、いつも夫婦一緒だし将来こんな老夫婦になれたら良いなーって思ってた。

 こういう度に頑張ろうなんて思ってしまう自分はなんて浅はかなんだろうと思ってしまう。けれど、悲しむよりは亡くなった人も報われるんじゃないかと思ってる。
もし、私が死んで残された人の様子を見に行ける機会があるのなら、いつまでも悲しい顔をされているより、前を見て頑張っている顔を見たい。

だから頑張るんだ。
5年前からずっと忘れないようにしてる。

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